Anchor CLIの基本

このセクションでは、Anchor CLIの使用を開始するための一般的なコマンドと例を紹介します。

プロジェクトの初期化

以下のコマンドを実行して、新しいAnchorプロジェクトを作成します。このコマンドは、プロジェクト名の新しいディレクトリを作成し、それを使用して新しいAnchorプロジェクトを初期化します。

Terminal
$
anchor init <project-name>

例えば、以下のコマンドはmy-projectというプロジェクトを作成します。my-projectディレクトリには、基本的なRustプログラムとTypeScriptテストテンプレートが含まれます。

Terminal
$
anchor init my-project

次に、プロジェクトディレクトリに移動します:

Terminal
$
cd <project-name>

Anchorのプロジェクトファイル構造を参照してください。

プログラムのビルド

プロジェクトをビルドするには、次のコマンドを実行します:

Terminal
$
anchor build

コンパイルされたプログラムは/target/deployディレクトリにあります。

anchor buildを実行する際に、次のエラーが発生した場合:

上記の解決策を適用した後、再度 anchor build を実行してみてください。

プログラムのデプロイ

プロジェクトをデプロイするには、次のコマンドを実行します:

Terminal
$
anchor deploy

このコマンドは、Anchor.tomlファイルで指定されたclusterにプログラムをデプロイします。

プログラムのテスト

プロジェクトをテストするには、次のコマンドを実行します:

Terminal
$
anchor test

このコマンドは、プロジェクトのビルド、デプロイ、およびテストの実行を行います。

localnetクラスターを使用する場合、Anchorは自動的にローカルvalidatorを起動し、プログラムをデプロイし、テストを実行した後、validatorを停止します。

以下のいずれかのエラーが表示される場合は、Node.jsまたはYarnがインストールされていない可能性があります:

Permission denied (os error 13)
No such file or directory (os error 2)

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